相模原事件

相模原やまゆり園でおきた悲惨な事件から今日で一ヵ月。

聞くところによると、犯人は元職員で小学生時代にも障害者との関わりがあったらしい。
私も、小３・４年のころは責任放棄した担任に任せられて自閉症の子のお世話をしていた。彼はとてもクリエイティブだったし、好奇心があった。しかし、大切にしていた折り紙をはじめ私の物もいくつか壊されたっけ。
信頼関係ができてきたかなーと思うと、言葉にうまくできないことへの不満か向こうが勝手にウワーっとなって崩れていく。
ある日、うんこを教室まで手づかみもってきてしまった時にはさすがに疲れたと思った。
担任や彼も親からも感謝されてたけど、それがうれしくてお世話をしていたわけじゃなくて「この子は私がいなかったらどうするんだろう」と、言ってしまえば同情に似た感情だったかもしれない。

「障害者や周囲の人を救った」と供述しているようだが、人を殺しておいて平和や正義が実現すると思ってはいけない。

これは大きな事件だったから注目されたものの、イギリスでは国民投票から一ヶ月でヘイトクライムが4割増だそうだ。

こんな事がたくさんあると思うとアイデンティティも大変。これからは異文化理解だの多様性だのを謳ったもん勝ちになりそうだ。